ライジング・コメント欄で、「小林よしのりのゴジラ論は
浅い」と豪語する者がいたので、彼のゴジラ論を読んで
みたが、何が「深い」のかさっぱり分からない。
そもそも結果はもう出ているのである。
「シン・ゴジラ」が海外ではコケた。「ゴジラ−1・0」は
ヒットした。批評家も絶賛だった。
怪獣映画はハリウッドに負けるのかと思っていたが、
日本製作でも勝てるのだ!
たかが日本のオタクが「俺の方が深い」と豪語した
ところで、もとより「ゴジラ論」のみを書いてるわけ
じゃない。
トッキーはげんなりして「もう自分をオタクの分類に
入れるのをやめてください」と言い出したので、爆笑して
しまった。
この論のテーマは「サブカルしか勝たん!」である。
日本は政治も経済も衰退しているし、国家を守る軍事力
でもアメリカ依存を強めるしかないし、人口減少は
進む一方で、ダメダメ国家のように見えるが、「おっと
どっこいサブカルには、世界を席巻する希望があるぜ」
というのが、わしの趣旨だ。
もっと言えば、「サブカルを生み出す「文化」が日本には
あるんだぜ!」「人権VS文化なら、文化こそを守るのが、
日本のためになるんだぜ!」というのがわしの論説の
主旨だ。
わしの『おぼっちゃまくん』は欧米の「ポリコレ制限」
には引っ掛かるだろうが、インドでは規制の種類が違う
から欧米標準には組み込まれない。
むしろインドという4億の子供がいる国でウケる方が、
世界の未来の文化を変える契機になるかもしれないという
希望をわしは持っている。
それは50年後にしか分からないが、50年後、100年後の
未来のために、わしは今を具体的に戦っているのだ!